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2017年01月24日

第一歩

今回の稽古予定表(子どもクラスで配布)の一番後ろのページにあります、
後藤静香先生の『第一歩』という詩について、今日は書いてみようかと思います。

十里の旅の第一歩
百里の旅の第一歩
同じ一歩でも覚悟が違う
三笠山に登る第一歩
富士山に登る第一歩
同じ一歩でも覚悟が違う
目標がその日その日を支配する

「志を高く持て」といったメッセージと捉えていいかなと思います。
年の始めと何回も書いていますが、今年も目標を持っていきましょう、
という意味合いで今回この詩を掲載させていただいているわけです。
しかしながら、この詩の捉え方一つでも、大きな違いが生まれるなと感じます。

なるほど、今年は大きい目標を立てよう。

とするか、

なるほど、将来的にこういったことをしたいから、そのために今年はこういうことをしよう。

とするかです。

後藤静香先生は、社会教育家です。
(社会教育は学校、家庭教育以外の場での教育を指しますが、
学校や家庭を含んだ包括的な社会全体での教育を指すこともあります。)

社会教育分野における政策目標などにおいては、中・長期的な計画というのが立てられます。
10年先の大きな目標を見越して、先5年の小さな目標を立て実行し、
実績を積み上げていくというようなことをします。
当然その中で、計画(Plan)実施(Do)評価(Check)改善(Action)を繰り返していきます。

こういったことから、この詩は先数年を見越しての大きな目標のためには
時間や労力を費やす覚悟がいるよ。ということを示していると感じます。

捉え方一つですが、この詩に出会ったことで、
今年の目標を大きく決めるだけにとどまらないで、
数年後の自分やその周りの環境をより良くできるような目標を
一つ掲げてもらえるといいかなと思います。




Posted by 合気道 凛心館道場(心身統一合氣道会)  at 10:16 │Comments(0)

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