CATEGORY:つぶやき
2018年01月30日
プラスとマイナス
合氣道はプラスの氣(氣持ち、行動、態度etc.)を常に持ち、日常のあらゆる場面で活用することを教えています。
4大原則で言うところの氣を出すがこれにあたるかと思います。
さて、しかしながら、マイナスの存在を真っ向から否定する事はいけないと僕は思っています。あるいは、それはいけない事だと決め込むなど、極度に嫌ってはいけないと思うわけです。
マイナスの存在を認めなければプラスは成り立たない。まさに、表裏一体と言うべきものだと思います。
勿論、発言や行動がはじめからプラスであればそれにこしたことはないのですが、万人がそうである事はありません。
大切なのはマイナスを知り、プラスへ変換する、プラスへ導いていく事なのだと思います。(当然、プラスとは何かを知っていなければいけません)
身近な人が弱音をもらしていたら。
家族がなんだか不機嫌だったら。
最近の仕事がうまくいっていなかったら。
どうしますか?
今、その人が、自分がどんな氣持ちなのか。なぜ、マイナスが強く出ているのか。
それを知り、寄り添ってから、プラスの方向へ進める方法を探さなければいけないと思います。
それを繰り返して、プラスを知り、マイナスを知り、氣を出すということを知って行くのだと思います。
はじめから、うまくやろう!マイナスは振り払ってプラスだけ!とやっていると疲れてしまう氣が、僕はします。
今のマイナスを知り、今思うプラスに向かって、今できることをする。
これで良いと思うんです。
プラスの出来事はそのままに、マイナスの出来事はない事に。それではプラスもマイナスもたまっていきますね。
プラスの出来事はそのままに、マイナスの出来事は多少時間がかかろうと、寄り添い、受け入れてプラスに変えられたなら、いつのまにかうんとプラスが増えています。
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