凛心館だより

完璧な人間はいない。

と、よく聞きます。
まぁ、そもそも完璧とは何ぞ？
ということになるのですが、
とりあえずここでは、


誰もが多かれ少なかれ、間違いをし、失敗をし、また、正しきを行い、成功もする。


という意味において、
完璧な人間はいない。ということです。


でも、なるほど、

完結してる人はいるな。

と思ったんです。

例えば、失敗した際に、
自分の性格上仕方がない。
もう変われない。

と思い込んでいたり、

あれは苦手だからやらない。

ということだったり。


触れもしない、やりもしないで諦めている。というような…

まぁ、上手い言葉が見つかれませんが、

昨今、「悟り」世代なんてことも聞きますので、それに近いかな…



何が言いたいかって言うとですね、

完結することも世の中なかなか見つからない。

小説3部作。完結！

いやいや、それを読んでインスピレーションを受けた人につながる。
物語が生き続けるっていうのはそういうことでしょう。

前にも書いた氣がしますが、世の中に区切りはあります。


でも、全てにおいて完結って考えは、視野が狭い氣がするんですね。

一瞬も滞らないことが自然の流れなら
いちいち完結した、なんて考え方をしていたら、その度に身動きが取れなくなってしまう。

散々稽古でやっていますが、
「氣を切らない」ことは、「完結させない」
ということともつながるな。

と思った週末。