CATEGORY:合氣道教室 つぶやき

2020年05月21日

再開に向けて

※今回のブログは心身統一合氣道の会員の方でないとわかりにくい内容があります。ご了承ください。



緊急事態宣言の解除に伴い、道場、教室での稽古を6月から再開する予定で準備を進めております。多方面でご尽力頂いている皆様、稽古の再開を待っていただいている会員の皆様のご協力あってこそ、継続できる事を感謝します。


さて、再開あたり、当面は接触を避けての稽古内容となります。

正直言って、稽古の難易度は上がります。

指導する立場からすると、伝え方の工夫が必要なのですが、これについて、実は、さほど普段と変わらないのです。

それよりも、受け取る会員の皆さんの集中力が不可欠という点がポイントです。

なぜなら、伝えられたことをその場で把握し、1人で考えながら動く事が主体になるからです。

・指導員の動きを指先、足先、目線まで細かく確認し、真似する。
・技の流れ(動き)への理解(受身がどうやって動いているかもイメージできるか)
・統一体への理解

この辺りが が大きく影響します。

稽古を受ける皆さん自身の姿勢に、質を左右する比重が足されているのです。

1人での動きは、言ってしまえば「単純な動きの繰り返し」になるので、殊更「つまらない」「退屈」となり得ます。

しかしながら、こういった稽古は
・「基礎」を楽しめるか
・自分で考え動く事ができるか
・集中して観察できるか
・自分がどう動いているか意識できるか
など、上達に必須となる態度、精神、感覚を磨き鍛える最大のチャンスです。

ひとまず、目安として、子どもクラスと大人クラスで級の皆さんは、「指導員の動きのトレース」を目的として行くと良いと思います。

はい、じゃあ、これをやってみましょう。
と言われて、お手本なしで1人でサッとできるようになればいいと思います。


段の皆さんは、上記に加えて、「統一体で行えているか」の感覚を研ぎ澄ませることが必要だと思います。(統一体なのだから、四大原則全て満たしているかがポイントですよ。まぁ、1つしっかりできてれば全部できてるわけですけど笑)
自分が統一体でいる(と思える)感覚と、そうでない時の感覚が掴めてないといけないってことですね。←難しい事言ってますよ。

さて、長くなりそうなのでこの辺りで。


今回、書きながら、この環境での稽古でポイントになるのは「基礎を楽しむ根氣と工夫」だと思いましたね。

まぁ、勉強でも、なんでもそうなんですが。

アーティスト、スポーツ選手など、一流と呼ばれる人が人々を喜ばせているパフォーマンスはほんの氷山の一角。
隠れた基礎が本当に堅固だからこそ人々を魅了しているのだと思います。どれだけ基礎を大切にしてきたかは想像もつかない事です。

再開に向けて





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Posted by 合気道 凛心館道場(心身統一合氣道会)  at 01:08 │Comments(0)合氣道教室つぶやき

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